酒さ(赤ら顔)

酒さ(赤ら顔)とは

顔面の中央部(額、ほほ、鼻、顎)に赤みが分布し、脂腺性毛包を中心とする慢性炎症と毛細血管拡張を特徴とする疾患です。

症状

紅斑、不規則な毛細血管拡張、ざ瘡様の丘疹、膿疱が混在します。

原因

遺伝的背景、環境、加齢に伴う変化など複数の要因が関与していると考えられています。

悪化因子

日光、高気温、低気温、激しい運動、熱いお風呂、香辛料のきいた食べ物、熱い飲み物、アルコールの摂取、特定の化粧品、心理的なストレスなどです。

対処法

治療、悪化因子を避ける、スキンケアの3本柱です。

内服

ロゼックスゲルの外用、ビブラマイシン、ミノマイシンの内服が中心となります。

自費の治療

レーザー治療、IPL治療も有効とされています。

スキンケア

悪化因子をさけることも、予防にもつながりますので重要です。スキンケアは、30度前後のぬるま湯でやさしく洗顔します。皮膚が乾燥すると症状が悪化しやすくなるので、しっかりと保湿します。

紫外線対策も、帽子、日傘、日焼け止めクリームなどで、日常的に行います。スキンケア用品は、刺激感の少ないものを選びましょう。

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