帯状疱疹

帯状疱疹とは
水痘帯状疱疹ウイルス(varicella-zoster virus:VZV)の再活性化によって生じるウイルス性皮膚疾患で、脊髄分節に一致した帯状に分布する水疱の集簇と疼痛を特徴とします。
症状

片側の神経支配領域に一致する領域(神経分節)に神痛様疼痛が生じ、続いて紅斑と水疱が出現して帯状に分布します。皮疹はびらん・潰瘍となり次第にかさぶたを付け、3~4週間ほどで治癒します。疼痛の程度、皮膚症状の程度は症例によってさまざまです。
一部の症例では、皮疹の治癒後も頑固な疼痛が残存することがあります。帯状疱疹後神経痛と呼び、場合によってはペインクリニックでの治療を受けることもあります。
原因
VZVが潜伏感染している神経節において再活性化することで生じます。水痘に罹患した20〜30%が一生のうちに帯状疱疹を発症するとのデータがあります。
治療
抗ウイルス薬の内服
- アメナリーフ錠(200mg)1回2錠 1日1回食後 7日間
- ファムビル錠(250mg)1回2錠 1日3回 7日間
- バルトレックス錠(500mg)1回2錠 1日3回 7日間
疼痛対策
カロナール錠(500mg)1回1~2錠1日3回
ワクチン(シングリックス)
生ワクチンではない遺伝子組み換え型アジュユバント添加ワクチンです。50歳以上の成人に2か月間隔で2回、筋肉内接種をします。
所在地
〒179-0076
東京都練馬区土支田2-20-8
PRIMA CLASSE 2F
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